犬と散歩とスロー

みなさん、こんにちは。スローシティプロジェクトのリーダーを務めております、蒲地です。

本ウェブサイトでは、プロジェクトのイベント情報や活動報告をお届けしていくとともに、日々の暮らしの中で見つけた小さな発見や、地域を歩く中で気づいた「スローな瞬間」も少しずつ記録していきたいと考えておりますので、ぜひ隙間時間にお付き合いください!

さて、今回は「日常の中のスロー」について書きたいと思います。
皆さんは、普段の生活の中でゆっくりさを感じる瞬間はありますか。
私は、「犬の散歩」という何気ない時間の中にスローを感じる場面があります。
週末に犬と歩いていると、自然と歩くスピードが落ちていきます。

蒲地家の愛犬

犬は景色を確かめたり、風の匂いを感じたりしながら一歩ずつ丁寧に進んでいくので、私も自然とスピードを落として歩くようになります。
人はつい予定や仕事に追われ、生き急いでしまうことも多いと思いますが、犬のペースに合わせて歩いていると、「急がなくても大丈夫」と言われているような感覚がふっと心に戻ってくることがあります。
そしてゆっくり歩いていると、地域の小さな変化にも気づくことができます。
先週通った道に新しいお店ができていたり、いつも鮮やかだった木々の色が変わっていたり、見慣れたお店が閉店していて少し寂しさを覚えることもあります。
それらは、急ぎ足の生活では見逃してしまう「地域の表情」なのだと思います。
だからこそ、犬の散歩は私にとって、地域の変化に気づくための静かな時間であり、普段は通り過ぎてしまうような景色の豊かさに出会える瞬間でもあります。

愛犬と散歩する私

また、犬が教えてくれる「今を楽しむ姿勢」にも気づかされます。
私たちはつい未来のことばかり考えてしまいますが、犬は今日の風や今日の景色を楽しむように生きています。
香取市にも、歴史ある街並みや豊かな自然、静かな暮らしの営みなど、「今を楽しむ時間や風景」がたくさんあると感じています。
ぜひ、皆さんのスローな瞬間、教えてください!

今後のブログでも、学生の視点から「スローな気づきや想い」をお届けしていきたいと思います。
次回は、プロジェクトのサブリーダーを務める川邑さんにつなぎますので、また読んでいただけると嬉しいです。

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